だんじり

▼だんじりとは… ▼だんじりの型 ▼屋根の型

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だんじりとは…

当サイトのだんじりとは、大阪府・泉州地域の秋祭りの際に用いられる山車(だし)の事です。
※漢字で『地車』と書いて、だんじりと読みます。

■特徴
だんじりは欅(けやき)で作られており、
『大坂夏の陣』など様々な彫物が施されています。

■高さ
約3.8メートル。

■重さ
約4トン。

■鳴物
大太鼓・小太鼓・鉦・笛(篠笛)の4種類。

※高さ、重さは平均。


(貝塚市・久保)

だんじりの型

だんじりの型は、大きく分けると『上(かみ)だんじり』と、『下(しも)だんじり』に分けられます。

■上だんじり(写真左)
堺市や、泉大津市などで見られるだんじりです。
近年、下だんじりが増え減少しつつあります。
□特徴
・地車の周りに、担い棒などの囲いがある。
・下だんじりと比べると重量は軽い。

■下だんじり(写真右)
岸和田市近辺に見られるだんじりです。
□特徴
・前梃子がある。
・上だんじりと比べると重量は重い。


(【左】堺市・濱寺元町 【右】堺市・中組)

屋根の型

だんじりの屋根の型は、『切妻(きりつま)型』と『入母屋(いりもや)型』に分けられます。

■切妻型
下から見るとよくわかりますが、『垂木(たるき)』が左右に平行に伸びています。


(岸和田市・宮本町)

■入母屋型
屋根の四隅に、『隅木(すみぎ)』が付いています。
下から見ると放射状に『垂木』が広がっています。


(田尻町・嘉祥寺)

■軒唐破風(のきからはふ)
二重破風とも呼ばれる型です。
葺地(ふきじ)が二重になっています。


(和泉市・寺門町)

■四ツ屋根地車
多くの大屋根の破風は前後にのみありますが、
この大屋根の破風は前後左右にある珍しい型です。


(泉佐野市・長滝中之番)

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